日本語のアクセントの書き方
書き方1
- [
- ここであがる。
- ]
- ここでおちる。
- =
- 次に「が」などがきても、ここではおちない。
例
- ア]メ (雨)
- ア[メ= (飴)
- ハ]シ (箸)
- ハ[シ= (端)
- ハ[シ] (橋)
……「端」と「橋」はそれだけだとほぼ同じ音だが、次に「が」がくると異なる。
……「男」では「オ」の次であがるが「いい男」の場合はあがらない。
書き方2
- @
- どこでもおちない。
- ① ② ③ ④ …
- 前から~番目でおちる。
- -① -② -③ -④ …
- 後ろから~番目でおちる。
例
- 葉(ハ=) @
- 齒(ハ]) ①、-①
- 友達(ト[モダチ=) @
- 魂(タ]マシー) ①、-④
- 朝顏(ア[サ]ガオ) ②、-③
- 雨傘(ア[マガ]サ) ③、-②
- 弟(オ[トート]) ④、-①
……以上、「]」の直前(①などで示される部分)を強調。
參考文獻
もつと詳しく知りたい人はこの本を讀んでください。
- 上野善道編『朝倉日本語講座3 音声・音韻』朝倉書店、2003(上野善道「第4章 アクセントの体系と仕組み」)